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2010年8月24日 (火)

Q7:最近の新築住宅でも倒壊しますか?

A:阪神淡路大震災や新潟県中越地震の被災状況により倒壊した住宅の中には新築住宅もありました。したがって、最近の新築住宅でも倒壊する危険性はあります。

主な原因は

①耐力的バランスの悪い構造設計

②施工品質の悪さ

等があげられます。

対策は

①建築基準法より耐力が1.5倍強い耐震等級3で設計する

②耐震性能が高い設計でも、施工が間違っていれば耐震性が発揮できずに倒壊・崩壊する危険がありますので、工事を第3者が検査し施工品質を確保することがポイントとなります。

耐震等級3の設計とは

建築許可条件を定める建築基準法とは別に、国土交通省が2000年に定めた品質確保促進法の住宅性能表示制度による耐震性能で、新築木造住宅において建築主が選択できる最高等級の耐震性能です。

消防署・警察署の耐震性

災害時、復旧の拠点となる重要な建物の消防署・警察署は、阪神淡路大震災を超える規模の地震に耐えうる基準となっています。その基準が「耐震等級3」に相当します。

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